春節で激混みの龍山寺に行ってきた。 龍山寺駅(TRA 萬華駅)の観光情報(剝皮寮歴史街区等の紹介等)

駅ごとの観光地

【龍山寺駅(TRA 萬華駅)の概要】

龍山寺は台湾旅行ではまず必ずと行っていいほど観光するお寺です。それぐらい有名な観光地です。また、剝皮寮歴史街区という1800年代の街並みが残っている場所もあり、台湾旅行を実感できる場所です。

 

この龍山寺ですが、春節に訪れるとどうなるんだろうと思い、お正月2月10日に参拝したところ、人の多さに驚きました。人が多すぎてなかなか前に進めないレベルです。全般的に春節時に台湾には訪れるべきではないと思います。多くの飲食店が閉まり、営業をしている飲食店に人が集まり行列となるパターンです。また、観光地も人で全般的に溢れています。

 

龍山寺は私も1回目と2回目に台湾に訪れた時に参拝をしました。2回目から10年ぶりの参拝になります。今回は駐在中ということもありのんびりと観光しましたが、地下鉄の龍山寺駅は台鉄の萬華駅とほぼ同じ立地にあることを、実際に歩いて初めて知りました。台鉄を乗っているときに、萬華って仏教っぽい名前だなーっと思っていましたが、やはり龍山寺と関係があるのかもしれません。

 

この龍山寺駅周辺なのですが、治安の良いとされる台湾でもかなり悪い地域らしいです。色々な旅行情報の口コミ、ユーチューブの旅行記等で治安の悪い地域と紹介されています。台湾のヤクザ、売春、ホームレス等の話題が尽きません。実際に龍山寺駅傍の公園には沢山の数のホームレスがいます。また、龍山寺隣の道路にはフリーマーケットっぽいのが開かれていますが、他の夜市とかとまったく雰囲気が異なります。そこにいる人たちも少し年齢層が高めというか、服装も異なるというかそんな感じをしました。また、明らかにその場にそぐわない綺麗に化粧をしたお姉さんたち(台湾の女性はほとんど化粧をしません)が日陰で、ずーっと立っているのが印象的でした。

 

【龍山寺駅(TRA 萬華駅)の観光情報】

 

① TRA 萬華駅

おすすめ度:

台鉄で龍山寺を訪れる時に利用する駅です。龍山寺方面の観光の帰りに、鶯歌、中歴や板橋、南港を訪れる際に利用するのもいいかもしれません。

 

②龍山寺駅

おすすめ度:

萬華駅から徒歩5分です。龍山寺駅という通り、龍山寺の最寄駅です。上で記載した通り、治安がかなり悪いらしいので、夜間はお寺に参拝したらすぐに帰った方が良いと思います。

 

③龍山寺

おすすめ度:★★★

参拝料:無料

所要時間:30分

 

龍山寺は龍山寺駅から徒歩数分です。春節だけあって龍山寺も激混みです。普段はもっと空いています。それにしても凄い人です。

 

公園には辰年ということで、龍の巨大なモニュメントがありました。

 

お寺内も龍にオブジェが沢山飾られています。

 

行列に並び少しずつ前に進みます。

 

滝を振り返って撮りました。滝よりも人の多さが気になります。

 

門を潜ると本殿が見えます。いつもなら建物の中まで行くのですが、本日は行きませんでした。

 

本殿の裏も激込みです。

 

④地蔵王廟

おすすめ度:★

参拝料:無料

所要時間:5分

 

龍山寺隣の少しガラの悪い通りにある廟です。この通りは、フリーマーケットや屋台でごった返しています。高齢の方が多くいる印象です。この通りの独特の雰囲気と合わせてお勧め度★としました。龍山寺隣なので、仏教寺院と道教寺院との違いがわかりそうです。

 

2つの参拝場所がありました。春節という事もあり、お祈りの邪魔をしないよう写真をさっと撮ってこの廟を後にしました。

 

⑤剝皮寮歴史街区

おすすめ度:★★★★★

所要時間:30分

 

剝皮寮歴史街区は、1800年代の街並みが残っており、個人的には龍山寺よりお勧めの場所です。というのも、街並みがレンガ作りで、映画で出てくる中国の景色を思わせる作りです。しかも、駅から近くアクセスがしやすいのがメリットです。龍山寺から徒歩5分くらいです。日本人も龍山寺と合わせて結構見かけます。上の写真は龍山寺駅から一番離れた剝皮寮歴史街区の端っこです。ここまで来ると春節時でも人は少ないです。

 

おしゃれなレンガ作りの街並みを歩きます。

 

剝皮寮歴史街区の中心部でしょうか。一気に人が増えます。春節時でなければ、ここももっと人が少なかった記憶があります。

 

参考にですが、10年前に訪れた時の写真が上です。全然人がいません。春節がいかに人が移動するかを物語っています。

 

新年を祝う看板がありました。中華圏は12月31日も新年を祝いますが、春節でも新年を祝います。どちらも新年快楽と言って祝うのですが、日本人からしたら不思議な感覚です。職場の同僚に、年2回新年を迎えるけど、どんな気持ちって聞いたら、旧正月の方じゃないと仕事が12月末は休みでないので新年という感じがしないという事でした。新年くらい仕事を休みたいのは中華圏も同じですね。

 

建物の中も見学することができ、一部は展示場となっていました。こちらも龍山寺同様無料で中を見学することができます。

 

そして10年という時の流れを感じざるを得ないのが上の壁の落書きです。これが私が一番今回伝えたい事です。下側が10年前に撮ったものですが、ウルトラマンらしき人物??が楽器を演奏しています。当時は、写真スポットとなっており、地球の歩き方等にこの絵が乗っていました。今見ると薄っすらと何か面影が見える程度となっていました。今や残念という感じです。昔ここを訪れた事がある人は、この風化も懐かしく感じるかもしれません。このペースで色あせると、次の10年後はもう何もないかもしれませんね。

  

 

【近場の観光地情報】

西門駅

TRA鶯歌

TRA中歴

TRA板橋

TRA南港

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