台湾徹底解説(淡水線上の観光地81選)

駅ごとの観光地

台湾の観光地を駅別に紹介します。メジャーからガイドブックに載っていないようなマイナーの観光地まで紹介します。

目次

淡水駅周辺のおすすめ観光スポット

  1. 淡水老街
  2. 淡水金色水岸
  3. 淡水夜市
  4. 八里渡船頭街
  5. 淡水和衷宮
  6. 3D意象彩繪階梯
  7. 淡水日本警官宿舎
  8. 多田邸
  9. 淡水福佑宮
  10. 紅毛城
  11. 一滴水紀念館
  12. 淡水漁人碼頭
  13. 紅樹林生態歩道
  14. 観光地っぽいところはありませんでした。
  15. 關渡宮
  16. 關渡自然公園
  17. 關渡大橋
  18. 關渡河濱公園
  19. 行天宮北投分宮
  20. 關渡美術館
  21. 観光地っぽいところはありませんでした。
  22. 新北投車站
  23. 北投公園
  24. 北投図書館
  25. 梅庭
  26. 北投温泉博物館
  27. 北投温泉
  28. 地熱谷
  29. 北投文物館
  30. 法鼓山農禅寺
  31. 軍艦岩
  32. 石牌夜市
  33. 陽明山国家公園
  34. 観光地っぽいところはありませんでした。
  35. 芝山岩文化史蹟公園
  36. 芝山巖惠濟宮
  37. 天母
  38. 三玉宮
  39. 国立故宮博物院
  40. 士林官邸
  41. 台北市立天文科学教育館
  42. 國立臺灣科學教育館
  43. 士林夜市
  44. 士林慈誠宮
  45. 圓山大飯店
  46. 剣潭山観景台
  47. 忠烈祠
  48. 花博公園
  49. 臨濟護國禪寺
  50. 龍峒山
  51. 圓山自然景觀公園
  52. 台北市立美術館
  53. 大龍街夜市
  54. 孔子廟
  55. 大龍峒保安宮
  56. 台北覚修宮
  57. 雙城街夜市
  58. 文昌宮
  59. 心中山線形公園
  60. 中山駅付近
  61. 林森公園
  62. 林森北路
  63. 台北當代藝術館
  64. 台北車站
  65. 逸仙公園
  66. 二二八和平公園
  67. 国立台湾博物館
  68. 台北賓館
  69. 臺北府城 東門(景福門)
  70. 国立中正紀念堂
  71. 国立台湾博物館 南門館
  72. 二二八国家記念館
  73. 国立歴史博物館
  74. 台北植物園
  75. 南機場夜市
  76. 永康街
  77. 東門市場
  78. 大安森林公園
  79. 観光地っぽいところはありませんでした。
  80. 通化街夜市
  81. 台北101
  82. 年末カウントダウン
  83. 四四南村
  84. 象山ハイキングコース
  85. 代天殿霊雲宮

淡水老街

淡水老街は、かつて貿易港として栄えた淡水の歴史を感じられる場所です。ノスタルジックな街並みが広がり、古い建物や伝統的な商店が立ち並んでいます。ここでは、地元のグルメやお土産を楽しむことができます。特に週末には多くの観光客で賑わい、活気に満ちています。

淡水金色水岸

淡水金色水岸は、川沿いの遊歩道で、サイクリングや散歩に最適です。自然の中でリフレッシュしながら、淡水河の美しい景色を楽しむことができます。特に春や秋には、心地よい気候の中でのんびりと過ごせます。

淡水夜市

淡水夜市は、地元の屋台料理やお土産が楽しめる夜市です。夜になると多くの人で賑わい、活気に満ちた雰囲気が漂います。地元の人々と交流しながら、台湾の夜市文化を体験することができます

八里渡船頭街

八里渡船頭街は、かつて淡水と八里を結ぶ重要な渡船場として栄えました。淡水河を渡る渡し船が頻繁に行き来し、商業活動が盛んでした。この地域は、台湾と中国大陸との貿易の拠点としても重要な役割を果たしていました。
八里渡船頭街は、古い町並みが美しく保存されており、歩くだけで歴史を感じることができます。街には多くの小さな商店や屋台が並び、地元の特産品や美味しい食べ物を楽しむことができます。
孔雀蛤(淡菜): この地域の特産品である孔雀蛤は、地元のレストランで様々な料理として提供されています。特に「佘家餐廳」の料理が有名です。

アクセス: 淡水から渡し船で約10分でアクセス可能です。

淡水和衷宮

淡水区の公明街に位置する歴史ある道教の廟です。1857年(清の咸豊7年)に創建され、主祭神として朱府三王爺を祀っています。この廟は「三爺館」とも呼ばれ、地元の信仰の中心地となっています。

和衷宮は、1976年と2012年に大規模な改修が行われ、現在の2階建ての建物となりました。廟内には、三清道祖、観音菩薩、武財神なども祀られています。和衷宮には、朱府三王爺が悪霊や疫病を退治する伝説があり、地元の漁民や住民から深く信仰されています。また、廟の周辺にはイカフライの屋台などもあり、観光客にも人気のスポットです。

3D意象彩繪階梯

3D意象彩繪階梯は、カラフルなペイントが施された階段で、写真映えするスポットです。ユニークなアート作品として、多くの観光客が訪れます。階段を登ると、淡水の街並みを一望できる絶景が広がります。

淡水日本警官宿舎

淡水日本警官宿舎は、1895年に日本統治時代の警察官の宿舎として建設されました。その後、長年にわたり淡水郡役所警察課長や新北市政府警察局淡水分局分局長の宿舎として使用されました。2007年に居住者が引っ越した後、歴史的建築物として保存され、2018年に修繕工事が行われ、2019年12月に一般公開されました。

建築の特徴
和洋折衷の建築様式: 日本伝統的な座敷や縁側のほか、西洋式の応接室も備えています。
木造建築: 瓦屋根の木造建物で、内部には畳の部屋や洋風の応接間があります。
防空壕: 建物の外には防空壕もあり、戦前の様子を垣間見ることができます。


見どころ
玄関と応接間: 玄関のすぐ横には洋風の応接間があり、机とソファーが並べられています。
縁側: 縁側からは淡水河や観音山の風景を楽しむことができ、特に夕方の景色が美しいです。
展示物: 当時使用されていた瓦や花瓶などが展示されています。


アクセスと情報
営業時間: 平日 09:30 – 17:00、休日 09:30 – 18:00
休館日: 火曜日

多田邸

多田邸は、日本統治時代に建てられた和風建築の邸宅で、現在は文化財として保存されています。建物は木造で、伝統的な日本の建築様式を取り入れており、当時の生活様式や文化を感じることができます。
多田邸は、1920年代に日本人の多田家によって建てられました。多田家は、淡水で商業活動を行っていた一家で、この邸宅はその居住地として使用されていました。戦後、台湾に返還された後も、建物は保存され、現在では観光名所として一般公開されています。


多田邸は、伝統的な日本の木造建築で、瓦屋根や障子、畳の部屋などが特徴です。庭園も美しく整備されており、四季折々の風景を楽しむことができます。 邸宅内には、当時の生活用品や家具が展示されており、日本統治時代の生活様式を垣間見ることができます。日本庭園風の庭があり、静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。庭園内には池や石灯籠が配置されており、散策に最適です。

淡水福佑宮

淡水福佑宮は、淡水区の中正路に位置する歴史ある道教の廟で、主祭神として媽祖を祀っています。1782年(清の乾隆47年)に創建され、淡水で最も古い廟の一つです。

福佑宮は、1796年(嘉慶元年)に再建され、1980年には内政部により三級古蹟に指定されました12。廟内には「翌天昭佑」の額があり、これは媽祖が中国・フランス戦争の際に神力を発揮したことを記念して光緒皇帝から賜ったものです。

紅毛城

紅毛城は、台湾の新北市淡水区に位置する歴史的な要塞で、正式には「サント・ドミンゴ城」とも呼ばれます。以下に紅毛城の詳細を紹介します。

紅毛城は1628年にスペイン人によって建設されましたが、1644年にオランダ人によって再建されました。その後、1867年から1980年までイギリス領事館として使用されました。紅毛城は台湾に現存する最古の建築物の一つであり、国家一級古跡に指定されています。

紅毛城は、厚さ1.9メートルの外城壁を持つ堅固な構造が特徴です。敷地内には古式大砲が展示されており、これはイギリス人が装飾のために持ち込んだものです。また、領事館エリアには典型的な2階建てのイギリス植民地様式の建物があります。

見どころ
紅毛城園区には、以下のような見どころがあります。

アントニー城: オランダ人が建てた要塞で、現在の紅毛城の主要部分。
旧清朝英国領事館官邸: レンガ造りの洋風建築で、紅毛城園区の一部として見学可能。

アクセス
紅毛城はMRT淡水駅から約1.5キロメートルの距離にあり、バスやタクシーでアクセスするのが便利です。バスの場合、紅26や836番のバスが利用できます。
営業時間: 月~金 09:30 – 17:00、土日・台湾の休日 09:30 – 18:00
休館日: 毎月第1月曜、旧暦大晦日ほか

一滴水紀念館


一滴水紀念館(いってきすいきねんかん)は、新北市淡水区の和平公園内に位置する歴史的な建物です。この記念館は、日本の古民家を移築したもので、阪神大震災と台湾の921大地震の際に生まれた台日間の友情を象徴しています。

歴史と背景
一滴水紀念館は、1915年に日本の福井県大飯町で建てられた木造建築を移築したものです。この建物は、作家水上勉の父である水上覚治が建てたもので、2005年から2009年にかけて台湾に移築されました。

建築の特徴
木造建築: 600本以上の梁柱が使用され、釘を一切使わずに組み立てられています。
日本庭園: 建物の周囲には美しい日本庭園が広がり、静かな雰囲気を楽しむことができます。
文化交流: 館内には「水上勉文庫」や「陳舜臣文庫」が設置されており、台日間の文学交流の場としても機能しています。

営業時間: 火曜日~日曜日 09:00 – 17:00(国定休日は09:00 – 18:00)
休館日: 毎週月曜日、旧暦の大晦日から年初四日、選挙日、その他政府が指定する休館日

淡水漁人碼頭

淡水漁人碼頭は、淡水河の出海口に位置し、美しい夕日で有名です。元々は漁港として機能していましたが、現在は観光地として多くの人々に親しまれています。
情人橋:と呼ばれる白いアーチ型の橋は、夜にはカラフルにライトアップされます。ロマンティックな雰囲気が漂い、カップルに人気のスポットです。

淡水漁人碼頭は、台湾で最も美しい夕日が見られる場所の一つとして知られています。特に情人橋からの眺めは絶景です。 渡し船やクルージングが楽しめ、淡水老街や八里へのアクセスも便利です。新鮮な海鮮料理を楽しめるレストランや、地元の特産品を販売する屋台が並んでいます。

淡水漁人碼頭には、写真スポットとして「少女の像」が有名です。台湾の彫刻家、楊英風(Yang Ying-feng)の2004年の作品です。少女が海を見つめる姿を表現しており、希望と未来を象徴しています。

 

紅樹林駅周辺のおすすめ観光スポット

紅樹林生態歩道

紅樹林生態歩道は、マングローブ林を散策できる歩道で、自然観察に最適です。静かな環境の中で、鳥のさえずりや風の音を聞きながらリラックスできます。自然の中でのんびりとした時間を過ごしたい方におすすめです。

 

竹圍駅周辺のおすすめ観光スポット

観光地っぽいところはありませんでした。

 

關渡駅周辺のおすすめ観光スポット

關渡宮

關渡宮は、1661年(清の順治18年)に福建省から渡ってきた石興和尚によって創建されました。当初は「天妃廟」と呼ばれていましたが、後に「關渡宮」と改名されました。乾隆、道光、光緒年間に幾度も改修され、現在の姿に至ります。

建築の特徴
正殿: 正殿の中と外の石壁、石柱、石獅子には歴史的な物語が彫刻されており、繊細で壮観な作品となっています。聖母殿、観音殿、文昌殿: 廟内には複数の殿があり、それぞれ異なる神々が祀られています。古仏洞、広渡寺、鼓楼、鐘楼: 廟の敷地内には他にも多くの建物があり、広大な敷地を誇ります。
關渡宮の祭典は毎年旧暦3月23日に行われ、元宵節と中元節普渡が年間の一大行事となっています。この時期には各地から多くの参拝者が訪れ、お線香の煙が絶えることなく、賑わいを見せます。

關渡自然公園

自然愛好家におすすめの場所で、湿地帯や鳥類観察が楽しめます。季節ごとに異なる風景が広がり、リラックスした時間を過ごせます。園内には遊歩道や観察デッキが整備されており、自然の中でゆったりと過ごすことができます。特に春と秋には、多くの渡り鳥が訪れ、バードウォッチングの絶好の機会となります。

關渡大橋

淡水河を渡る美しい橋で、特に夕暮れ時の景色が素晴らしいです。橋の上からは台北市内のパノラマビューが楽しめます。夜にはライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。橋の下には遊歩道があり、川沿いの散歩も楽しめます。

關渡河濱公園

広々とした公園で、ピクニックや散歩に最適です。家族連れや友人同士でのんびり過ごせます。公園内には遊具やバーベキューエリアもあり、一日中楽しむことができます。特に週末には多くの家族連れで賑わい、地元の人々の生活を垣間見ることができます。

忠義駅周辺のおすすめ観光スポット

行天宮北投分宮

行天宮北投分宮は、行天宮の分宮として設立されました。行天宮は、台湾全土で信仰されている関聖帝君(関羽)を主神としています。関聖帝君は、忠義と勇気の象徴として広く崇拝されています。

關渡美術館

關渡美術館は、山の斜面に建てられており、關渡平原を見下ろす美しい景観が楽しめます2。建物自体もアート作品の一部として設計されており、訪れる人々に独特の空間体験を提供します。

アクセス
営業時間: 火曜日~日曜日 10:00 – 17:00(16:30 最終入館)
休館日: 月曜日および国定休日

 

復興崗駅周辺のおすすめ観光スポット

観光地っぽいところはありませんでした。

 

北投駅、新北投駅の周辺のおすすめ観光スポット

新北投車站

新北投車站は、1916年に日本統治時代に建設されました。当時は「新北投驛」として知られ、北投温泉へのアクセスを提供するために設立されました。1988年に淡水線が廃止された後、駅舎は一度解体されましたが、2017年に元の場所に再建されました。

北投公園

広々とした公園で、温泉街の中心に位置します。緑豊かな環境で散歩やピクニックを楽しむことができ、温泉博物館や地熱谷へのアクセスも便利です。公園内には遊具やベンチがあり、家族連れや友人同士でのんびりと過ごすのに最適です。季節ごとに異なる風景が楽しめるのも魅力です。

北投図書館

環境に配慮したエコ建築で知られる図書館です。木造の美しい建物と自然光を取り入れた設計が特徴で、静かな読書時間を過ごすのに最適です。館内には多くの書籍が揃っており、地元の歴史や文化に関する資料も豊富です。訪れると、静かな環境でリラックスしながら知識を深めることができます。

梅庭

日本統治時代の政治家、伊藤博文の別荘として建てられた歴史的建造物です。美しい庭園と共に、当時の生活様式を垣間見ることができます。庭園内には梅の木が植えられており、春には美しい花が咲き誇ります。歴史的な建物と自然の調和が見事で、訪れる人々に静かな時間を提供します。

北投温泉博物館

北投温泉博物館は、1913年に建設された東アジア最大の公共温泉施設として始まりました。当時は「北投公共浴場」として知られていましたが、1998年に大規模な改修を経て「北投温泉博物館」として再オープンしました。

北投温泉

北投温泉は、1894年にドイツ人によって発見されました。その後、日本統治時代に温泉地として開発され、1913年には日本人向けの温泉旅館が建設されました。この地域は、台湾の温泉文化の発祥地とされ、現在でも多くの温泉旅館やホテルが立ち並んでいます。

泉質と効能
北投温泉には、以下の3種類の泉質があります。

白硫黄泉: 乳白色のお湯で、美肌効果やリウマチ、神経痛に効果があるとされています。
青硫黄泉: 薄い青緑色のお湯で、自律神経やホルモンバランスを整える効果があると言われています。
鉄硫黄泉: 鉄分を多く含み、血行促進や疲労回復に効果的です。

地熱谷

地熱谷は、北投温泉公園の近くに位置し、年間を通じて硫黄の煙が立ちこめる独特の景観が特徴です。この場所は「地獄谷」や「鬼の湖」とも呼ばれ、その名の通り、まるで地獄のような雰囲気を醸し出しています。
地熱谷の温泉は、青硫黄泉(青磺泉)で、微量のラジウムを含む泉質として知られています。この温泉は、皮膚病や神経痛、筋肉痛などに効くとされています。温泉の温度は90度から100度と非常に高く、かつては温泉卵を作ることもできましたが、現在は安全上の理由から禁止されています。


湯気と硫黄の香り: 地熱谷を訪れると、強い硫黄の香りと共に、もくもくと立ち込める湯気が迎えてくれます。この光景は、まるで夢のような仙境を思わせます。
手湯: 地熱谷には「手湯」と呼ばれる温泉施設があり、手を温泉に浸してリラックスすることができます。
新フォトスポット: 最近リニューアルされた地熱谷には、新たなフォトスポットも登場しています。特に、ガジュマルの木の根っこが暖簾のように垂れ下がる場所は、写真撮影に最適です。

北投文物館

北投文物館は、1920年代に建てられた日本式の木造建築で、当時は「佳山旅館」として知られていました。日本統治時代には、日本軍の軍官クラブとして使用されていましたが、第二次世界大戦後は外交部の佳山招待所となりました。1998年に市定古蹟に指定され、2008年に博物館として再オープンしました。

純木造の日本式建築で、伝統的な和風の美しさを保っています。特に、広間や茶室、浴池などが見どころです。 台湾の民俗文物や原住民の芸術品が展示されており、台湾の文化と歴史を学ぶことができます。台湾の伝統文化や歴史に関する展示が行われています。

アクセス
営業時間: 毎日 10:00 – 18:00(火曜日休館)。

 

奇岩駅周辺のおすすめ観光スポット

法鼓山農禅寺

法鼓山農禅寺は、1971年に東初老人によって設立されました。彼は唐代の百丈禅師の叢林制度に倣い、農業を通じて自給自足しながら禅修を行う生活を提唱しました。1975年に完成し、現在では法鼓山の重要な発源地として知られています。


大殿は 農禅寺の中心に位置し、荘厳な仏像が安置されています。大殿の後ろには、最初に建てられた二階建ての農舎があり、現在は文殊殿として使用されています。
水月道場は 著名な建築家、姚仁喜によって設計された現代的な建物で、昼夜を問わず美しい景観を楽しむことができます。

 

唭哩岸駅周辺のおすすめ観光スポット

軍艦岩

軍艦岩は、台北市北投区に位置する人気のハイキングスポットです。軍艦岩は、その形が軍艦に似ていることから名付けられました。岩の形状が独特で、遠くから見るとまるで軍艦が浮かんでいるように見えます。
軍艦岩は、約2400万年前から2200万年前に形成された砂岩と頁岩の層が交互に重なってできています。長い年月をかけて海水による侵食を受け、現在の形状が形成されました。
軍艦岩親山步道(ハイキングコース)は、初心者から中級者まで楽しめるコースで、頂上からは台北市内の絶景を一望できます。特に晴れた日には、遠くまで見渡せる素晴らしい景色が広がります。

軍艦岩は一年を通じて訪れることができますが、特に春と秋がハイキングに最適な季節です。気候が穏やかで、自然の美しさを存分に楽しむことができます。

MRT淡水線の唭哩岸駅から徒歩約30分でアクセスできます。駅からはバスも利用可能です。 

石牌駅周辺のおすすめ観光スポット

石牌夜市

石牌夜市は、台北市北投区の静かな住宅地に位置する地元密着型の夜市です。MRT淡水線の石牌駅から徒歩約3分の場所にあり、裕民一路沿いに広がっています。

ローカル感満載です。 観光客向けの店はほとんどなく、地元の人々が日常的に訪れる場所です。地元の雰囲気を味わいたい方にはぴったりです。 鍋貼(焼き餃子)、餛飩(ワンタン)、鹹湯圓(塩味の団子スープ)など、様々な台湾料理が楽しめます。 MRT石牌駅から徒歩数分とアクセスが良いです。

陽明山国家公園

陽明山国家公園は、台北市北投区と士林区にまたがる広大な自然公園で、豊かな自然環境と多様な生態系が特徴です。以下に、陽明山国家公園の魅力と見どころを詳しく紹介します。


陽明山は火山活動によって形成された地形で、温泉や硫黄の匂いが漂う独特の風景が広がっています。公園内には、梅、桜、桃、李、ツツジ、椿など、四季折々の花々が咲き誇ります。陽明山には、台湾固有種の鳥類や植物が多数生息しており、自然観察やバードウォッチングに最適です。特に、台湾藍鵲(タイワンアオカササギ)に出会えることもあります。
陽明山一帯には豊かな地熱資源があり、各地に温泉があります。特に北投地域の温泉は有名で、硫黄温泉に浸かりながらリラックスすることができます。

陽明山国家公園は四季折々の美しさを楽しむことができます。春には桜や梅が咲き誇り、夏は避暑地として人気です。秋にはススキや紅葉が美しく、冬には温泉が楽しめます。


主な観光スポット
小油坑: 活火山の噴気孔が見られるエリアで、地熱活動を間近で感じることができます。
擎天崗: 広大な草原が広がるエリアで、ハイキングやピクニックに最適です。
陽明書屋: 陽明山の歴史や文化を学べる施設で、自然と歴史の両方を楽しむことができます1。
冷水坑: 温泉地としても知られ、温泉に浸かりながら自然を満喫できます。


アクセス
住所: 台北市北投区竹子湖路1-20号1
交通手段: MRT淡水線の石牌駅からバスでアクセス可能です。石牌駅からはかなり離れているので近くまではバスで移動することをお勧めします。公園内を巡るバスも運行しており、主要な観光スポットを効率よく回ることができます。


明徳駅周辺のおすすめ観光スポット

観光地っぽいところはありませんでした。

 

芝山駅周辺のおすすめ観光スポット

芝山岩文化史蹟公園

芝山岩は、約2500年前の先人の骨が発掘された場所で、数多くの貴重な物があります。公園内には、大坌坑文化、芝山岩文化、圓山文化、植物園文化など、史前文化の遺跡が点在しています。
公園内には豊かな自然が広がり、木道散策を楽しむことができます。多様な植物や鳥類が生息しており、自然観察にも最適です。
芝山岩展示館では、当地の人文背景や考古学的な発見について学ぶことができます。展示館では、地域の歴史や文化に関する展示が行われています。

芝山巖惠濟宮

芝山巖惠濟宮は、台北市士林区に位置する歴史ある寺院で、1752年(清乾隆17年)に建立されました。福建省漳州から移住してきた人々が、守護神である「開漳聖王」を祀るために建立しました。後に観音仏も祀られるようになり、「芝山巖寺」とも呼ばれています。
芝山巖惠濟宮は、道教、仏教、儒教の三教が融合した寺院で、複数の神々が祀られています。正殿には開漳聖王、後殿には観音仏、さらに文昌帝君も祀られています。
この寺院は、台湾の現代教育の発祥地ともされており、日本統治時代には日本語教育の学校が設置されていました。

文昌帝君を祀る文昌祠には「文昌筆」があり、これに触れると学業成就のご利益が得られるとされています。境内には十六羅漢、十八羅漢、五百羅漢と呼ばれる仏道修行者の美しい石像が並んでいます。至誠路二段側の階段には提灯が並び、夜には幻想的な風景が広がります。

天母

天母は、台北市の北部に位置する高級住宅街で、外国人居住者が多いエリアとして知られています。以下に天母の特徴と魅力を紹介します。

天母はかつて「三角埔」と呼ばれていましたが、日本統治時代に神道系の新興宗教「天母教」がこの地に神社(天母神社)を創設したことから、天母と呼ばれるようになりました。戦後、米軍関係者や日本人が多く住むようになり、現在もアメリカンスクールや日本人学校があるため、多国籍な雰囲気が漂っています。

三玉宮

三玉宮は1947年に創建されました。主祭神は五穀先帝で、農業と医薬の神として信仰されています。この神は中国古代の三皇五帝の一尊であり、農業や医薬の守護神として広く崇拝されています。廟の建築は極彩色の龍や鳳凰の彫刻が施されており、オリエンタルな雰囲気を醸し出しています。廟内には、天上聖母(媽祖)や福徳正神(土地公)なども祀られています。
廟の外観には、細かい彫刻や装飾が施されており、訪れる人々を魅了します。特に龍や鳳凰の彫刻は見応えがあります。廟内には多くの神々の像が鎮座しており、訪れる人々はそれぞれの神に祈りを捧げます。五穀先帝を中心に、様々な神々が祀られています。

士林駅周辺のおすすめ観光スポット

国立故宮博物院

国立故宮博物院は、台湾の台北市士林区に位置する世界有数の博物館です。1925年に設立され、1965年に現在の場所に移転しました。博物館は、宋、元、明、清王朝の歴代宮廷が所有した至宝を中心に約69万点を収蔵しており、そのうち約2万点が常設展示されています。

国立故宮博物院のコレクションは、もともと中国の歴代王朝の宮廷にあった宝物が中心です。特に、清朝の紫禁城(現在の北京故宮)に収蔵されていたものが多く含まれています。以下のような歴史的な出来事が、これらの宝物が台湾に移された理由です。

1911年の辛亥革命により清朝が崩壊し、中華民国が成立しました。その後、1925年に北京故宮博物院が設立され、宮廷の宝物が一般公開されるようになりました。1930年代後半から1940年代にかけての日本との戦争により、宝物は戦火を避けるために中国各地に分散されました。1949年に国共内戦が終結し、中国共産党が中国本土を支配するようになると、中華民国政府は台湾に撤退しました。この際、約60万点の宝物が台湾に運ばれ、これが国立故宮博物院の基礎となりました。

 

アクセス
士林駅からバスで約15分、またはタクシーで約10分の距離にあります。博物館周辺には美しい庭園もあり、散策を楽しむことができます。

開館時間: 火曜日~日曜日 09:00 – 17:00 (月曜日は休館)

 

 

士林官邸

士林官邸は、台湾の元総統蒋介石とその夫人宋美齢が1950年から住んでいた邸宅です。広大な敷地内には、美しい庭園や歴史的な建物が点在しており、現在は一般公開されている観光スポットとなっています。
士林官邸は、もともと園芸管理所の一部でしたが、国民政府が台湾に移転した後、蒋介石の官邸として使用されるようになりました。1996年に一般公開され、現在では台北市民や観光客の憩いの場となっています。


士林官邸には、以下のような見どころがあります。

正館:は蒋介石夫妻が住んでいた主建物で、内部は当時の生活を再現しています。1階と2階が一般公開されており、家具や装飾品が展示されています。
外部庭園: 西洋式の庭園で、四季折々の花々が楽しめます。特にバラ園は200種類以上のバラが植えられており、11月から4月にかけて見頃を迎えます。
内部庭園: 中国式の庭園で、曲がりくねった小川や橋、築山、奇岩が配置されています。蒋介石夫妻が好んだ梅や菊、バラなどが植えられています。
凱歌堂: 蒋介石夫妻が礼拝に使用していた教会で、シンプルながらも美しいシャンデリアが特徴です2。
慈雲亭: 蒋介石が母親を偲んで建てた二階建ての東屋で、福山の上に位置しています。

 

台北市立天文科学教育館

台北市立天文科学教育館は、天文学と宇宙科学の教育を目的とした施設で、1993年に現在の場所に移設されました。館内には、最新の天文学の知識を学べる展示や、プラネタリウム、IMAXシアターなどがあり、大人から子供まで楽しめる内容が充実しています。


IMAXドームシアター: 直径35メートルの半球形スクリーンを持つIMAXドームシアターは、東南アジア最大の宇宙劇場です。325人を収容でき、ドイツのZEISSプラネタリウムシステムを使用しており、まるで宇宙にいるかのような体験ができます。

1階: 古代天文学エリア、地球エリア、宇宙科学技術エリア
2階: 天球と星座エリア、太陽系エリア、望遠鏡と天文台エリア
3階: 恒星エリア、銀河系エリア、宇宙論エリア 各階には、インタラクティブな展示や模型があり、天文学の基礎から最新の研究まで幅広く学べます。
観測室: 屋上には第1観測室と第2観測室があり、昼間や特定の夜間に一般公開されています。特に土曜日の夜には、19時から21時まで開放され、望遠鏡を使って星空観察が楽しめます。

國立臺灣科學教育館

國立臺灣科學教育館は、科学教育を目的とした施設で、2003年に現在の場所に移転しました。館内には、科学の基礎から最新の技術まで幅広く学べる展示が揃っており、子供から大人まで楽しめる内容が充実しています。


常設展示
3階: 「人体の不思議」展示エリアでは、人体の構造や機能について学べます。
4階: 「生物多様性」展示エリアでは、地球上の多様な生物についての展示があります。
5階: 「物質科学」展示エリアでは、物理や化学の基本原理を学べます。
6階: 「地球科学」展示エリアでは、地球の構造や気候変動についての展示があります。
特別展示
7階: 「ジュラシック×恐竜光影展」や「teamLab共創!未来園」など、期間限定の特別展示が行われています。
8階: 「科学者の秘密基地」や「技職教育×職業探索-智慧夢工廠」など、職業体験や未来の技術に関する展示があります。

 

剣潭駅周辺のおすすめ観光スポット

士林夜市

士林夜市は、台北市で最大規模を誇る観光夜市で、地元の人々や観光客に非常に人気があります。夜市は、夕方から深夜まで営業しており、食べ物、ショッピング、ゲームなど多彩な楽しみが揃っています。
士林夜市は、もともと慈諴宮の門前広場で始まりました。1909年に士林市場が設立され、その後、夜市は市場の周辺にも広がりました。2002年には新しい士林市場が開業し、現在の形になりました。

士林夜市は、名称は士林ですが、士林駅からよりもMRT淡水信義線(レッドライン)の剣潭駅からのほうがアクセスしやすく、徒歩約5分の場所にあります。駅からのアクセスも良く、観光客にとって訪れやすい場所です

士林慈誠宮

士林慈誠宮は、士林夜市の中心に位置する歴史的な廟で、天上聖母(媽祖)を主神として祀っています。1796年(清朝嘉慶元年)に建立され、当初は「天后宮」と呼ばれていました。


士林慈誠宮の歴史は、士林地区の発展と深く関わっています。1796年に何錦堂が土地を献上し、天后宮として建立されました。1895年に漳州人と泉州人の争いで廟が焼失しましたが、その後、潘永清が中心となり再建されました。焼失後、士林地区の再建とともに廟も再建され、現在の慈誠宮となりました。廟は典型的な閩南式建築で、両殿と二つの回廊、二つの護龍が平面的に配置されています。

士林慈誠宮は、伝統的な閩南式建築の特徴を持っています。屋根は「歇山重簷式」で、先が反り上がった形状が特徴です。中門の単蟠龍八角柱は光緒年間に建てられたもので、左右の麒麟は1828年の作品です。門上の宮娥や門神の彩色画は、職人によって精緻に描かれています。

士林慈誠宮は、地元の人々にとって重要な信仰の場であり、媽祖信仰を中心とした様々な宗教行事が行われています。媽祖は海の守護神として知られ、航海の安全や商売繁盛を祈るために多くの人々が訪れます。

圓山大飯店

圓山大飯店は、蔣介石の妻、宋美齢によって設立されました。1952年に開業し、1973年に現在の14階建ての中国宮殿様式の建物が完成しました。
ホテルは赤い柱と金の瓦が特徴で、豪華でクラシカルな雰囲気を醸し出しています。建物は中国建築の美を表現しており、龍や石獅、梅花などの装飾が施されています。圓山大飯店には500室の客室があり、各部屋からは台北市街の美しい景色を楽しむことができます。客室はオリエンタルな古典美学を取り入れたデザインで、現代のラグジュアリーも兼ね備えています。


ホテル内には複数のレストランがあり、中華料理や西洋料理を楽しむことができます。特に宮廷料理の技術を駆使した料理が人気です。ホテルには蔣介石時代に建設された地下道があり、現在は予約制で一般公開されています。地下道は剣潭公園や北安公園に通じており、歴史的な興味を引くスポットです。

剣潭山観景台

剣潭山は標高206メートルで、比較的登りやすいハイキングコースが整備されています。コースは全長約3.3キロメートルで、所要時間は約1.5時間です。山頂の展望台からは、台北101や松山空港、基隆河、大佳河浜公園など、台北市内の美しい景色を一望できます。


ハイキングコースは豊かな自然に囲まれており、リスや鳥のさえずりを楽しむことができます。森林はニオイタブやタブノキなどの木々で覆われています。途中で地元の人々がカラオケを楽しんでいる光景に出会うこともあり、独特の文化体験ができます。コースの途中には休憩所とトイレが設置されており、快適にハイキングを楽しむことができます。

忠烈祠

國民革命忠烈祠は1969年に建設されました。これは、辛亥革命や日中戦争などで命を落とした中国革命家や兵士たちの英霊を祀るための場所です。建物は北京の故宮(紫禁城)の太和殿を模した中国宮殿様式で、壮大なデザインが特徴です。

忠烈祠で最も有名なイベントの一つが衛兵交代式です。毎日1時間ごとに行われ、陸・海・空軍の選抜された兵士たちが厳粛な儀式を行います。中央広場の奥に位置する大殿には、約33万人の革命・建国のために亡くなった志士たちが祀られています。

 

圓山駅周辺のおすすめ観光スポット

花博公園

花博公園は、台北市の中心部に位置し、広さは約91ヘクタールです。公園内には多くのテーマエリアがあり、四季折々の花々や植物を楽しむことができます。2010年に開催された台北国際花博覧会の会場として整備され、その後も市民や観光客に愛される公園として利用されています。

臨濟護國禪寺

臨濟護國禪寺は1900年に創建され、1912年に正式に開山しました。日本統治時代に臨濟宗妙心寺派の僧侶である梅山玄秀によって建立されました。寺の名前は、当時の台湾総督であった児玉源太郎によって「鎮南護國臨濟寺」と名付けられました。

寺の中心に位置する大雄宝殿は、仏教の主要な儀式が行われる場所です。重檐歇山頂の屋根が特徴的で、荘厳な雰囲気が漂います。寺の入口にある山門は、江戸時代の日本の仏教建築の典型的な様式を持ち、訪れる人々を迎え入れます。鐘楼門は、寺の鐘が吊るされている場所で、毎朝と夕方に鐘の音が響き渡ります。

臨濟護國禪寺では、定期的に禅修行が行われており、訪れる人々が心を落ち着け、内省する機会を提供しています。寺では年間を通じて様々な法要や祭典が行われ、特に旧暦の正月や盂蘭盆会(お盆)には多くの参拝者が訪れます。

龍峒山

龍峒山の標高は約36メートルで、比較的低い丘です。龍峒山の名前は、かつてこの地域に住んでいた平埔族の一支族である凱達格蘭族の「大浪泵社」に由来しています。後に「圓山」と呼ばれるようになりました。
龍峒山は緑豊かな自然環境に囲まれており、散策や軽いハイキングに最適です。山頂からは台北市内の景色を楽しむことができます。山の周辺には、歴史的な建造物や寺院が点在しており、文化的な散策も楽しめます。

圓山自然景觀公園

圓山自然景觀公園は、2014年に旧圓山児童楽園が閉園した後、整備されて現在の形になりました。公園内には広大な草坪エリアと山エリアがあり、自然と歴史を楽しむことができます。圓山児童楽園は多くの台北市民にとって思い出の場所であり、その名残として観覧車やメリーゴーラウンドが保存されています。

ピクニックや散策に最適な広大な芝生エリアが広がっています。自由に遊べるスペースが多く、家族連れにも人気です。保存された摩天輪や旋轉木馬は、現在は動かないものの、フォトスポットとして人気があります。ミュージックビデオでも頻繁にこの場所を撮影で使っています。

台北市立美術館

台北市立美術館は1983年12月24日に正式に開館しました。台北市立美術館は約4,000点の近現代美術作品を収蔵しており、特に台湾美術の名作が中心です。

美術館の建物は、台湾の著名な建築家である高而潘によって設計されました。モダンなデザインで、ガラスを多用した明るい空間が特徴です。美術館内には23の展示室、カフェ、アートブックショップ、図書室、視聴覚室、授乳室、美術教室、駐車場などが完備されています。

大龍街夜市

龍街夜市は、台北孔子廟や大龍峒保安宮の近くに位置し、朝と夜で異なる魅力を持つ夜市です。規模は大きくありませんが、伝統的な老舗が多く、地元の雰囲気を楽しむことができます。このエリアは清朝時代から人々が集まる場所で、長い歴史を持っています。大龍街夜市もその歴史の一部として、地元の文化と食を提供しています。

孔子廟

臺北孔子廟は1879年に建立されましたが、現在の場所には1939年に移転されました。設立当初は台北城の南門付近にありました。孔子廟は、孔子の故郷である中国山東省曲阜の孔廟を模した建築様式を採用しており、質実かつ荘厳な造りが特徴です。

孔子廟の中心に位置する大成殿は孔子の像が安置されており、訪れる人々が敬意を表します。大成殿は、孔子廟の中でも最も重要な場所で、荘厳な雰囲気が漂っています。

孔子廟内のすべての柱や門、窓の上には聯對(対になった詩句)がありません。これは、聖人である孔子の前で誰も文章をひけらかすことはできないという理由からです。この独特な特徴も、孔子廟の魅力の一つです。

孔子廟の装飾には、閩南地区特有の交趾陶や剪粘といった技法が用いられています。これらの美しい装飾は、台湾の孔子廟建築だけに見られるもので、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

毎年9月28日の教師節には、音楽や舞踊が催されるほか、お酒などのお供えも行われ、孔子に対する畏敬の念を表します。この日は国内外から多くの参観者が訪れ、孔子廟は一層賑わいます。

孔子廟では、伝統的な雅楽舞が定期的に行われ、儒教の文化を体験することができます。雅楽舞は、古代の儀式音楽と舞踊を再現したもので、その優雅な動きと音楽は訪れる人々を魅了します。

大龍峒保安宮

医療の神である保生大帝を祀っています。大龍峒保安宮は1742年に創建されました。当初は粗末な建物でしたが、1830年の改築で現在の三殿三進式の規模になりました。日本統治時代の1918年には大規模な修繕が行われ、1985年には台湾の国家三級古蹟に指定され、2018年には国定古跡に昇格しました。


保生大帝は大龍峒保安宮の主神で、宋の時代に名医として名をはせた実在の人物です。疫病の流行時にこの地に祀られるようになりました。
神農大帝は農業の神で、頭は牛、体は人という変わった容貌を持ち、農具を発明し、人々を狩猟から農耕へと導いた神です。
註生娘娘は宝・安産の神で、左手には出生簿、右手には筆を持って出産を管理しているといわれています。

大龍峒保安宮は、伝統的な木造構造の三川脊式屋根やその棟、さらに壁面の幅広で扁平な赤レンガや赤瓦など、福建省の影響を強く受けた様式になっています。木彫り、石刻、彩色画、交趾焼(こうちやき)、剪粘などの色鮮やかな芸術的装飾が施されています。

保生文化祭: 保生大帝の生誕日である旧暦の3月15日には、にぎやかなパレードや伝統的な祭典式が行われます。特に「火渡り儀式」は必見で、神輿を担ぎ火のついた炭の道を歩く伝統儀式です。

台北覚修宮

歴史的な道教の寺院で、主に孚佑帝君(呂洞賓)を祀っています。覚修宮は1902年に創建されました。当初は「楽善社」として設立されましたが、1914年に現在の場所に移転し、「覚修堂」と改名されました。1949年には「覚修宮」として再建され、現在に至ります。

孚佑帝君(呂洞賓)は覚修宮の主神で、八仙の一人として知られています。呂洞賓は、道教の仙人であり、特に健康と長寿をもたらす神として信仰されています。:覚修宮には、五恩主と呼ばれる孚佑帝君の他に、関聖帝君(関羽)、岳武穆王(岳飛)、隆恩真君、司命真君も祀られています。

覚修宮は、伝統的な道教建築の特徴を持ち、色鮮やかな装飾が施されています。特に、木彫りや石刻、彩色画、交趾焼(こうちやき)などの芸術的な装飾が見どころです。

毎年旧暦の4月14日には、孚佑帝君の誕生日を祝う盛大な祭りが行われます。この日は、多くの信者が集まり、祈りを捧げます。覚修宮では、道教の占いの一種である扶乩が行われています。これは、道士が神がかりになって神託を得るという儀式です。

民權西路駅周辺のおすすめ観光スポット

雙城街夜市

雙城街夜市は、規模は大きくありませんが、その分身動きが取れないほど人が集まることはなく、気軽に夜市を楽しめます。規模は小さいながら屋台では幅広い食事を楽しむことができます。

文昌宮

文昌宮は、台北市内でも特に学問や知識の向上を願う人々にとって重要な場所です。文昌帝君は、古代中国の学者や官僚たちに崇拝されてきた神であり、現在でも多くの学生や受験生が訪れます。特に試験前には、合格祈願のために多くの学生が訪れ、文昌帝君にお供え物を捧げたり、お守りを購入したりします。

文昌帝君は、道教の神であり、学問や文章、科挙(中国の官吏登用試験)を司る神として広く信仰されています。文昌帝君の起源にはいくつかの説があります。一つは、黄帝の子孫である揮(き)が文昌帝君になったという説です。揮は周から元にかけて97回この世に生まれ、学問を志す者に尽くした後、神格化されました。唐の優れた文筆家である張亜が神格化されたものだという説もあります。

文昌宮の建築は、伝統的な中国建築の美しさを保っています。屋根の装飾や柱の彫刻は非常に精巧で、訪れる人々を魅了します。特に、屋根の龍や鳳凰の彫刻は見事で、写真撮影にも最適です。また、内部の装飾も細部にまでこだわりが感じられます。

心中山線形公園

心中山線形公園は、台北市の中山駅と雙連駅を結ぶ全長約500メートルの遊歩道です。この公園は、都市の再生と公共空間の活用を目的として設計され、1990年代に台鉄淡水線が地下化された後に残されたスペースを利用して作られました。

文昌宮付近の公園敷地には、高施博義士氏の銅像が像があります。彼は、事故を起こして線路で立往生しているバスの乗客を自分の命を犠牲にして救出した英雄です。

中山駅周辺のおすすめ観光スポット

中山駅付近

中山駅は台北捷運(MRT)の淡水信義線と松山新店線が交差する重要な駅です。このため、台北市内の他の主要エリアへのアクセスが非常に便利です。台北駅からも1駅と近く、観光客やビジネスマンにとって理想的なロケーションです。


中山駅周辺には、新光三越や誠品書店などの大型デパートやショッピングモールが集まっています。これにより、ファッション、雑貨、コスメなどのショッピングが楽しめるだけでなく、多くのレストランやカフェもあり、グルメも満喫できます。


中山駅周辺には、台北市立美術館や行天宮、晴光市場などの観光スポットが多くあります。これらのスポットは観光客に人気があり、エリア全体の活気を支えています。

林森公園

林森公園は、かつて日本統治時代に共同墓地として使用されていました。その名残として、園内には2基の鳥居が建っています1。公園の名前は、国民政府の主席を歴任した林森に由来しています。

岳飛の騎馬像 中華圏で有名な英雄、岳飛の騎馬像が公園内に設置されています。これは公園の象徴的な存在です。鳥居 公園内には、明石元二郎と鎌田正威の鳥居があり、これらは1935年に建立されました。これらの鳥居は、かつての共同墓地の名残を示しています。
林森公園には多種多様な樹木が植えられており、ラクウショウ、ガジュマル、クスノキ、アカギ、サクラなどが見られます。これらの木々が公園に豊かな緑を提供しています。

林森公園は、林森北路を挟んで東側に位置し、西側には康楽公園があります。康楽公園には親子水霧広場という噴水があり、家族連れに人気です

林森北路

林森北路は、台北市の中山区と中正区を南北に貫く主要な道路であり、エリア全体が歓楽街としても知られています。
林森北路は、日本統治時代に「大正町」と呼ばれていたエリアに位置し、当時から日本人街として栄えていました。戦後、このエリアは「九台街」と改名され、1968年に国民政府主席の林森の名前を冠して「林森北路」となりました。

林森北路は、日本語が通じる飲食店やバー、クラブが多く集まるエリアとして有名です。特に長安東路と南京東路の間には、多くの日本式居酒屋やカラオケバーが軒を連ねています。
このエリアには、かつての日本統治時代の名残を感じさせる瓦葺きの民家や鳥居が点在しています。林森北路には、本格的な台湾料理から日本料理、さらには国際色豊かなレストランまで、多様な飲食店が揃っています。特に、日本語を話せるスタッフが多く、日本人観光客にも親しみやすいエリアです。
ナイトライフの中心 夜になると、林森北路はネオンサインが輝き、活気に満ちた雰囲気になります。多くのバーやクラブが営業しており、地元の人々や観光客で賑わいます。歓楽街ですが、治安も台湾ということもあり、悪くないです。

台北當代藝術館


台北當代藝術館は、台北市大同区にある現代美術の美術館です。2001年に開館し、台湾で初めて「当代芸術」を専門とする美術館として設立されました。

この建物は日本統治時代の1920年頃に建てられたもので、元々は「建成尋常小学校」として使用されていました。1945年以降は台北市政府の庁舎として利用され、1994年に市政府が移転した後、美術館として再利用されることになりました。


レンガ造りの2階建てで、正面にはコリント式の柱が特徴的なポーチがあります。内部はかつての教室を展示室として利用しており、現代美術の展示が行われています。

 

台北車站駅周辺のおすすめ観光スポット

台北車站

台北車站は地上6階、地下2階の構造で、商業施設やオフィスも併設されています。地上2階には「微風台北車站」というフードコートやショッピングエリアがあり、旅行者にとって便利な場所です。

台北車站の地下街(台北地下街)は、台北駅に直結する台湾最大規模の地下街です。2000年に開業し、全長約825メートルにわたって広がっています。地下街は4つのエリアに分かれており、それぞれ異なる特徴を持っています。


Yエリア:台北駅から北門駅まで続くエリアで、ファッション、ホビー、レストランが集まっています。
特に台湾のサブカルチャーやインドネシア料理が楽しめるスポットとして人気です。
Kエリア:忠孝西路に位置し、ファッションや雑貨、電子機器の店舗が多くあります。
地下街の中でも特に若者に人気のエリアです。
Zエリア:台北駅と中山駅を結ぶエリアで、ショッピングや飲食店が充実しています。
地元の人々や観光客にとって便利な移動手段としても利用されています。
Rエリア:台北駅から雙連駅まで続くエリアで、主に生活雑貨や日用品を取り扱う店舗が多いです。

逸仙公園

逸仙公園は、台北駅の東側に位置する小さな公園で、孫文(孫逸仙)を記念して名付けられました。この公園は、かつて孫文が宿泊した日本統治時代の高級旅館「梅屋敷」の一部が保存されていることでも知られています。

公園内には「国父史蹟館」があり、孫文が滞在した際に使用した家具や書簡が展示されています。公園は中国の江南庭園スタイルで設計されており、池や築山、東屋(涼亭)などが配置されています。公園の入口には孫文の銅像が立っており、訪れる人々を迎えます。


逸仙公園の名称は、孫文の号「逸仙」に由来しています。孫文は1913年に台湾を訪れた際、この地にあった「梅屋敷」に宿泊しました。この旅館は日本統治時代に建てられたもので、現在は「国父史蹟館」として保存されています。

 

台大醫院駅周辺のおすすめ観光スポット

二二八和平公園

二二八和平公園は、もともと日本統治時代の1908年に「台北新公園」として開園されました。1996年に二二八事件の犠牲者を追悼するために現在の名前に改称されました。二二八事件は1947年2月28日に発生し、多くの台湾住民が犠牲となった悲劇的な出来事です。

公園内には、二二八事件の犠牲者を追悼するための記念碑が建てられています。この碑は、事件の歴史を学び、犠牲者を偲ぶ場所として重要です。かつての台湾放送協会の建物を利用したこの記念館では、二二八事件に関する資料や展示が行われています。日本語のオーディオガイドも利用でき、事件の詳細を深く理解することができます。


公園内には中華風の涼亭があり、周囲の池には鯉や亀が泳いでいます。ここは市民の憩いの場として親しまれています。健康を促進するための足ツボ歩道もあり、訪れる人々が楽しみながら健康を維持できるスポットです。

※二二八事件(ににはちじけん)は、1947年2月28日に台湾で発生し、その後台湾全土に広がった大規模な反政府暴動と、それに続く中華民国政府による弾圧事件です。この事件は、台湾の歴史において非常に重要な出来事とされています。


1945年に日本が敗戦し、台湾は中華民国に返還されました。しかし、台湾に進駐した中国本土からの官僚や軍人たちの腐敗や横暴が原因で、台湾住民の不満が高まっていました。1947年2月27日、台北市でタバコを販売していた台湾人女性が、専売局の取締官に暴行され、。品を没収される事件が発生しました。この事件をきっかけに、翌日の2月28日には市民が抗議デモを行い、これが全土に広がる暴動へと発展しました。

暴動は台湾全土に広がり、各地で政府施設や外省人(中国本土から来た人々)の商店が襲撃されました。これに対し、中華民国政府は中国本土から援軍を派遣し、武力で鎮圧を図りました。この事件により、多くの台湾人が殺害され、逮捕・投獄されました。犠牲者数は数千人から数万人とされ、正確な数は不明です。この事件は、台湾における白色テロ(政府による弾圧)の始まりとされ、その後の台湾の政治や社会に大きな影響を与えました。


二二八事件は、台湾の民主化運動や台湾独立運動の象徴的な出来事となり、現在でも毎年2月28日には追悼式が行われています。また、事件の真相究明や犠牲者の名誉回復が進められており、1995年には台湾政府が公式に謝罪しました。

国立台湾博物館

国立台湾博物館は、台湾で最も古い博物館の一つで、台湾の自然史や文化、歴史を展示しています。以下に、博物館の詳細をご紹介します。国立台湾博物館は、1908年に設立され、台北市中正区に位置しています。博物館は、台湾の自然史、文化、歴史に関する豊富なコレクションを展示しており、教育や研究の場としても重要な役割を果たしています。


古生物展:恐竜や古代生物の化石を展示しており、生命の進化を学ぶことができます。
台湾の自然史:台湾固有の動植物や地質に関する展示が充実しています。
文化展示:台湾の先住民文化や歴史的な工芸品、日用品などが展示されています。
特別展:定期的にテーマを変えて特別展が開催され、様々な視点から台湾の文化や歴史を紹介しています。

(本館)

(別館)

台北賓館

台北賓館(たいほくひんかん)は、台湾台北市中正区に位置する歴史的な建物で、現在は中華民国の国家招待所(迎賓館)として使用されています。以下に、台北賓館の詳細をご紹介します。

台北賓館は日本統治時代の1899年に着工され、1901年に完成しました。設計は福田東吾と野村一郎が担当しましたが、1911年に森山松之助の設計により増改築され、現在の形となりました。当初は台湾総督の官邸として使用され、迎賓館としても機能していました。戦後は中華民国に引き渡され、1950年以降は国家招待所として使用されています。

フランス風のバロック様式を取り入れた2階建ての西洋館で、内装は豪華絢爛です。前庭は西洋庭園、内庭は日本庭園となっており、異なる庭園様式が楽しめます。

1952年には日華平和条約がこの台北賓館で調印されました。

台北賓館は年に数回、一般公開されています。公開日は公式サイトで確認できます。日華平和条約調印時の様子を再現した展示や、当時の歴史的資料が展示されています。

臺北府城 東門(景福門)

臺北府城 東門(景福門)は、台北市中正区に位置する歴史的な城門で、台湾の重要な文化財の一つです。東門は清朝時代の1879年から1884年にかけて建設されました。台北城の一部として、基隆港への重要な通路を守るために設けられました。


東門は、台北城の東側に位置し、基隆港への防衛の要として重要な役割を果たしていました。東門は2層構造で、下層部には通り抜け可能なゲートがあります。現在はロータリーの中央に位置し、周囲はフェンスで囲まれています。1966年に国民党政府によって改修され、現在の形となりました。この改修により、元の建物は大きく変更されましたが、2009年には上部にあった国民党の党徽が取り除かれました。

東門は「景福門」とも呼ばれ、台北城の他の門(北門、南門、小南門)とともに、歴史的な価値があります。

中正紀念堂駅駅周辺のおすすめ観光スポット

国立中正紀念堂

国立中正紀念堂(ちゅうせいきねんどう)は、台北市中正区に位置する台湾の初代総統、蒋介石を記念する施設です。


蒋介石の死後、1976年10月31日に着工され、1980年4月5日に一般公開されました。設計は楊卓成が担当しました。蒋介石の功績を称えるために建設され、台湾の歴史と文化を象徴する場所となっています。中国の伝統的な宮殿陵墓式を採用しており、八角形の青い瓦屋根が特徴です。屋根は「忠、孝、仁、愛、信、義、和、平」の八徳を象徴しています。建物の高さは70メートルで、内部には巨大な蒋介石の銅像があります。

毎日9:00から17:00まで1時間ごとに行われる衛兵交代式は、観光客に人気のイベントです。陸、海、空軍の精鋭が選ばれ、凛々しい姿を披露します。蒋介石の衣服や文献、写真などが展示されており、彼の生涯や業績を学ぶことができます。紀念堂の前には広大な広場があり、イベントや集会が行われることもあります。夜にはライトアップされ、美しい景観を楽しむことができます。

国立台湾博物館 南門館

国立台湾博物館 南門館は、台湾の歴史的な産業遺産を展示する博物館で、特に樟脳とアヘンの生産に関する歴史を紹介しています。

南門館の建物は、1899年に台湾総督府によって建設され、当初は樟脳とアヘンの実験および生産を行う工場として使用されていました。1901年に南門工場に改名され、日本統治時代の台湾で唯一の公営樟脳工場として機能しました。戦後も樟脳の生産が続けられましたが、1967年に民営化され、その後工場は廃止されました。

1914年に建設された赤煉瓦と鉄筋コンクリートの二階建て建物で、現在は接待および展示空間として使用されています。1階には南門工場の歴史と樟脳産業の常設展示室があり、2階は台湾産業史の特別展示室となっています。総督府技師の野村一郎が設計した石造建物で、多目的展示空間として利用されています。外観は灰白色で、明治時代の建築様式が特徴です。1929年に建設された貯水槽で、工場の火災対策として使用されました。現在は修復され、展示スペースの一部として公開されています。

二二八国家記念館

二二八国家記念館は、2011年2月28日に開設されました。この日は二二八事件の発生日にちなんでいます。二二八事件の真相を明らかにし、犠牲者の名誉を回復することを目的としています。また、台湾の民主化運動や人権意識の向上にも寄与しています。
記念館内には、事件の背景、発生、経過、鎮圧、犠牲者の追悼など、10の展示エリアがあります。これらの展示を通じて、二二八事件の全貌を学ぶことができます。犠牲者の名前が刻まれた壁があり、訪れる人々が追悼の意を表すことができます。事件の犠牲者に関する詳細な情報が収められたファイルが展示されており、訪問者はこれらの資料を閲覧することができます。

国立歴史博物館

国立歴史博物館は1955年に設立されました。台湾の歴史、文化、芸術を保存し、展示することを目的としています。台湾の豊かな歴史と文化を紹介し、教育や研究の場としても重要な役割を果たしています。

博物館の建物は伝統的な中国建築の要素を取り入れており、美しい庭園も併設されています。博物館内には、台湾の先史時代から現代までの歴史を網羅する展示が行われています。特に、陶器、書画、工芸品などの芸術作品が豊富に展示されています。台湾の先住民文化や考古学的発見に関する展示が充実しています。古代から近代にかけての重要な歴史的文物が展示されており、台湾の歴史を深く理解することができます。

台北植物園

台北植物園は、日本統治時代の1896年に設立されました。当初は「台北苗圃」として、台湾や東南アジアからの植物を研究するための施設として利用されていました。1921年に「台北植物園」と改称され、現在では約8.2ヘクタールの敷地に2,000種類以上の植物が植えられています。

美しい蓮の花が咲き誇る池で、特に夏の時期には見応えがあります。十二支にちなんだ植物が植えられており、各動物に関連する植物を楽しむことができます。多肉植物やサボテンが展示されており、乾燥地帯の植物の多様性を学べます。シダ植物が豊富に展示されており、湿潤な環境を再現しています。
古代中国の詩集『詩経』に登場する植物が植えられており、文学と自然の融合を楽しめます。

清代末期の建築物で、1933年に移築されました。現在は展示施設として利用されています。1924年に建設された植物標本館で、押し葉標本が展示されています。季節ごとに異なる植物が見られ、四季折々の風景を楽しむことができます。

南機場夜市

南機場夜市の名前は、日本統治時代にこの地域が「南機場」(南空港)と呼ばれていたことに由来します。かつては飛行場として利用されていましたが、戦後は公営住宅が建設され、多くの人々が住むようになりました。住民の生活を支えるために、飲食を提供する屋台が増え、現在の夜市へと発展しました。


南機場夜市には、ミシュランのビブグルマンに選ばれたお店が多くあります。例えば、「無名推車燒餅」や「吾旺再季」などが人気です。鶏肉飯や筒仔米糕、潤餅など、台湾の伝統的な料理を楽しむことができます。地元の人々が多く訪れるため、観光客向けの夜市とは異なり、ローカルな雰囲気を楽しむことができます。

 

東門駅周辺のおすすめ観光スポット

永康街

永康街は日本統治時代に開発され、現在では地元住民や観光客に愛される商店街となっています。歴史的な建物や伝統的な雰囲気が残る街並みが特徴で、歩くだけで楽しいエリアです。

鼎泰豊(ディンタイフォン)は世界的に有名な小籠包の店で、永康街のシンボル的存在です。ミシュランビブグルマンにも選ばれています。

東門市場

東門市場は1930年代に設立され、90年以上の歴史を持つ伝統的な市場です。
特徴:市場は屋根付きのアーケードがあり、U字型の通りをぐるりと歩いて回ることができます。新鮮な食材や伝統的な台湾料理を提供する店が並んでいます。

 

大安森林公園駅周辺のおすすめ観光スポット

大安森林公園

大安森林公園は「都会の森林」として知られ、豊かな緑と広々とした空間が特徴です。園内には多くの樹木や花々が植えられており、四季折々の風景を楽しむことができます。
レジャー施設:ジョギングコース、サイクリングロード、遊具エリア、バードウォッチングエリアなど、様々なレジャー施設が整備されています。特にジョギングや散歩を楽しむ人々に人気です。
イベントスペース:音楽舞台や広場があり、週末や祝日にはコンサートやイベントが開催されることもあります。

 

大安駅周辺のおすすめ観光スポット

観光地っぽいところはありませんでした。

 

信義安和駅周辺のおすすめ観光スポット

通化街夜市

通化街夜市は、1986年に正式に「臨江街観光夜市」と命名されましたが、地元では通化街夜市として親しまれています。規模は比較的小さいですが、地元の人々で賑わい、観光客にも人気のスポットです。通化街夜市は、通化街と臨江街の交差点を中心に広がっており、夜になると多くの屋台が並びます。衣料品や雑貨のお店も多く、食べ歩きだけでなくショッピングも楽しめます。


正好鮮肉小籠湯包:宜蘭の名産である三星蔥を使った小籠包が絶品です。
駱記小炒:ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれた熱炒店で、少人数でも気軽に楽しめます。
紅花紅桂香腸:20種類以上のソースが選べる香腸の屋台です。
石家割包:1953年創業の割包(刈包)の老舗で、トロトロに煮込まれた豚角煮が特徴です。
焦糖楓串燒漢方無烟撒粉:漢方をブレンドしたオリジナルスパイスで味付けされた串焼きが人気です。

 

台北101/世貿駅周辺のおすすめ観光スポット

台北101

台北101の外観は、台湾で縁起が良いとされる竹をイメージして設計されています。8階ごとに節があり、全体で8つの節が連なっています。これは中華文化において縁起の良い数字「8」を象徴しています。
エレベーター:東芝製のエレベーターは、地上1階から展望台のある89階までをわずか39秒で到達する世界最速のエレベーターとしてギネスブックに認定されました。
チューンドマスダンパー:風や地震による振動を抑えるために、660トンの巨大なチューンドマスダンパーが設置されています。これにより、建物の揺れを最大40%抑制することができます。


89階の屋内展望台からは、台北市内を360度見渡すことができます。晴れた日には、北東の海原まで見えることもあります。
91階の屋外展望台では、開放感あふれる景色を楽しむことができます。ただし、悪天候時には閉鎖されることがあります。

地下1階から5階まではショッピングモールになっており、世界中の高級ブランド店やレストランが集まっています。特に、地元の特産品やお土産を購入するのに最適です。

年末カウントダウン

台北101のカウントダウン花火は、毎年多くの観光客と地元の人々を引きつける大イベントです。花火は台北101のビル全体から打ち上げられ、約300秒間にわたって1万6千発の花火が夜空を彩ります。花火とともに音楽やライトショーも楽しめるため、視覚と聴覚の両方で新年を迎えることができます。

観覧スポット
信義区:台北101の北側や東側に位置する信義区は、花火を見るのに最適な場所です。特に松智路や松仁路の交差点付近はおすすめです。
象山:象山登山歩道からは、台北101を背景にした美しい花火を楽しむことができます。ただし、登山道は混雑することが予想されるため、早めに到着することをおすすめします。
松山文創園区:旧タバコ工場をリノベーションした文化施設で、ここからも花火を楽しむことができます。


交通規制
カウントダウン当日は、台北101周辺で大規模な交通規制が実施されます。19:00から段階的に規制が始まり、22:00以降は周辺道路が完全に閉鎖されます。公共交通機関を利用する場合は、MRT台北101/世貿駅、象山駅、市政府駅が便利です。

その他の情報
展望台の営業:12月31日は、台北101の展望台が19:00まで営業しています。花火の準備のため、91階の屋外展望台は12月23日から1月1日まで閉鎖されますが、88階と89階の屋内展望台は通常通り営業しています。

四四南村

四四南村(スースーナンツン)は、台北市の中心部に位置する歴史的な村落で、かつては軍人とその家族が住んでいた場所です。ここは「四十四兵工場」という工場で働いていた人々のために政府が準備した住居地でした。

現在、四四南村は再開発され、レトロな雰囲気を保ちながらもおしゃれなカフェやショップが立ち並ぶ観光スポットとなっています。特に、台北101から徒歩5分というアクセスの良さも魅力の一つです。


四四南村簡単市集(大広場): 週末にはマーケットが開かれ、多くの観光客で賑わいます。
台北眷村文物館: 軍人が住んでいた頃の生活を垣間見ることができる博物館です。入場料は無料で、当時の食事風景や仕事に使われていた道具などが展示されています。

 

象山駅周辺のおすすめ観光スポット

象山ハイキングコース

象山駅から徒歩約10分でハイキングコースの入口に到着します。都市部からのアクセスが非常に便利です。コース自体は比較的短く、頂上までの所要時間は約20〜30分です。ただし、階段が多く、急な上り坂が続くため、体力に自信がない方はゆっくりと進むことをおすすめします。

コースにはいくつかの展望台があり、特に台北101を背景にした絶景が楽しめます。夜景も美しく、写真撮影に最適です。象山は緑豊かで、都市の喧騒から離れてリラックスできる場所です。鳥のさえずりや風の音を楽しみながらハイキングができます。

象山北星賓宮歩道は定番のルートで、観光客に人気があります。標識が多く、迷うことなく進むことができます。象山市療歩道は比較的空いているルートで、地元の人々に愛されています。静かな環境でハイキングを楽しみたい方におすすめです。

代天殿霊雲宮

代天殿霊雲宮は、もともと「代天府聖恩宮」として設立されましたが、1969年に現在の名前に改名されました。この寺院は、三聖大帝(楊宗保)を主神として祀っており、北宋時代の名将楊六郎の息子である楊宗保が神格化されたものです。

主神である三聖大帝は、勇敢な戦士として知られ、信徒からは特に運勢や健康に関するご利益があるとされています。寺院内外には美しい彫刻や装飾が施されており、訪れる人々を魅了します。特に、三階にある王母娘娘の祠は健康にご利益があるとされています。

登山客のために飲水機やトイレ、休憩用の椅子が設置されており、象山ハイキングの途中で立ち寄るのに便利です。

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