2週間で1000万人が訪れる台湾ランタンフェスティバル

治安などその他

現在台湾ランタンフェスティバルが開催されています。メイン会場は台南で、そこに行ってきました。台南以外でも台北市内でも開催されていますので、台南まで行く時間がない方は、台北のランタンフェスティバルに行ってみてはどうでしょうか。

台北のランタンフェスティバル

 

■高鐵台南駅の概要

高鐵台南駅は新幹線の駅である台南駅です。在来線のTRAの台南駅とは異なります。高鐵台南駅は、台北駅、板橋駅、桃園駅等から新幹線でアクセスできます。時間は90分から120分くらいです。金額は、片道1200~1400元くらいとなります。

私は2月27日は有給消化のため休暇をもらい、翌日の祝日の和平の日と合わせて連休を作り台南に行ってきました。実は前日までは花蓮に行く予定でしたが、天気予報は雨でしかも寒いときているので、これは暖かい場所に変えようと思い、台南に行くことにしました。2月28日にこのホームページを書いているのですが、高速鉄道で台北に戻ると気温が低くて、寒く感じました。台南は暖かく半袖で十分な気温でしたが、それぐらい温度差がありました。

 

■高鐵台南駅の観光地

・台湾ランタンフェスティバル

お勧め度:★★★★★

所要時間:2時間から3時間(一つ一つゆっくり見るともっと掛かります)

入場料:無料

※台南方面でホテルまでバス利用の方は注意してください。21時前半でほとんどのバスの路線は終了します。私は、20時過ぎの沙崙駅発の電車に乗り、最終バスにギリギリ間に合いました。

 

台南を観光して、今まで通り本当は台南駅付近の観光地として紹介したかったのですが、台南は見どころが多く、とても一つの駅付近の観光地として紹介できる量ではなかったので、まずは台湾ランタンフェスティバルという、季節性のイベントの紹介だけを取り急ぎいたします。台湾ランタンフェスティバルは、毎年場所を変えて行われているようで、2023年は台北、2024年は台南となります。台南での会場は高鐵台南駅付近と安平で期間は、2024年2月24日から3月10日の2週間になります。

 

台湾ランタンフェスティバルは、会場が2つあり安平地区と私が行った高速鉄道側のものです。安平地区には、TRAの台南駅からバスで50分ほど掛かります。高速鉄道側は台南駅を出て徒歩5分ほどで会場に着きます。

 

2週間で1000万人の来場ということは、1日あたり70万人です。するととてつもない凄い人数の来場ですが、会場がとても広いので人は確かに多いのですが、会場内は人が適度にばらけており、威圧感を感じる大さではなかったです。台湾の人口が2300万人なので、外国からの人も多いのでしょうか。確かに、色々な国の人がいました。それでも人口の半分が参加する政府主体のお祭りって凄いですね。

 

人の多さに関しては、私は台南のホテルにチックインし、荷物をおいて高鐵台南駅と連結するTRAの沙崙駅に向かったので、行きや帰りの電車の中の混雑具合がひどかったです。東京でいうところの通勤時間の東西線や舎人ライナーのような激込みでした。

  

季節制のイベントのため、日本からだと参加できる人は少ないかもしれませんが、とても会場が広く、それぞれのランタンがとてもでかく、夜はランタンに明かりをともされるので幻想的にとても綺麗です。北門のランタンフェスティバルの比ではなかったです。運よく3月10日までに台湾を訪れる人がいらっしゃいましたら、是非台湾ランタンフェスティバルを訪れて見てください。なお、夜だけでなく昼もランタンは展示してありますので、見ることができます。

 

また、台湾ランタンフェスティバルの内1区画はお土産店や、もうひと区画は美食区として屋台が50件程出店しており、夜市に行くよりこちらの方が気軽で良いと思いました。イベント時だから高めの値段設定かというと、そういうこともなく、普通の屋台の価格設定です。台北の値段設定と比べると気持ち安い感じもしました。屋台での食事がどうしてもダメという方は、高鐵台南駅内にも飲食店やモスバーガーがあったり、すぐ近くには三井アウトレットがあり、その中に飲食店が何件か入ってますの、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。

 

私は18時くらいに訪れたのですが、まだ少し明るく完全に夜になるまでしばらく時間があったので、沢山のランタンがおいてある会場周辺をぶらぶらして時間をつぶしていました。上で載せた台南駅付近の地図には載っていないですが、地図真ん中あたりにはとてもでかいイベント会場があり、そこでもやはりイベントがなされており、この建物の大きな壁がモニターとなっており、ランタンフェスタを盛り上げる映像と爆音が流れていました。

 

上の映像を見て少し時間をつぶした後、ランタンフェスタの会場と台南駅をつなぐ公園を歩くと、ストローのような白?薄い紫?の棒状のようなもので作られた、広大な草原がありました。なかなか無いような場所なので、かなりテンションが上がりました。しかも、夕方のゴールデンタイムにちょうど見合わす事ができたので、かなり良い写真が撮れたと思います。下の写真のような所を歩くので、油断をするとすぐ人がカメラの前を横切ってしまいます。

 

ここでしばらくベストショットを狙っているうちにずいぶん日も暮れ、カメラの設定次第では完全に夜を再現できるレベルまで暗くなりました。ランタンフェスタの会場に行くと一番初めに目に入るのが、超長い龍のランタンです、100メートルはあるのではないかと思います。右側に見える赤い龍のランタンは高さが18メートルあるとのことです。ここまで来ると、綺麗を通り過ぎてデカいの感想に尽きます。

 

この長い龍は何分かごとにイベントで煙を吐きます。色は適宜変わっていっているので、同じ龍に見えませんが下の龍は上の長いやつです。

 

この龍のさらに奥の方には同じような横長の龍があるのですが、これは少し短めです。と言っても40メートル程ありますが。

この龍のしっぽのあたりには、この光 彩台湾と書かれたオブジェです。これはこれで切れです。

  

そして先ほど少し紹介した台湾ランタンフェスティバルのメインのランタンである18メートルの高さがある龍です。こちらは、30分おきに色鮮やかに点灯されゆっくりと一回転します。この映像は、台湾のニュースでもドローン映像を放映しているほどでした。やはりメインのランタンだけあって、圧巻のデカさと綺麗さです。会場のどこでも、この龍が見えるデカさです。TRAの沙崙駅から台南駅へ向かう時も、電車からこの龍が天を向いているのが良く見えました。

 

動物海賊船のランタンです。子供に人気のためか、この周りには小さな子供が多い気がしました。

 

急須の船に乗った狸です。正面側の角型の波の表現は凄いなーと思います。写真では実際の綺麗さは写せませんが少しは雰囲気が出るように頑張って写真を撮ってみました。

 

インドネシアのジョグジャカルタにある世界遺産のボロブドゥール遺跡のランタンです。インドネシアですが、電車でアクセスできる場所にあり、印象的な遺跡なので興味がある方は是非実際に旅行をしてみてください。

 

日本にまつわるランタンは結構多いのですが、唯一韓国のものがありました。

 

高知県の四万十川をイメージしたランタンです。

 

近鉄圏のランタンです。大阪の水色はとても綺麗です。海遊館から想像した青色なのでしょうか。

 

奈良県と奥には三重県です。奈良はやはりシカ、三重は伊勢志摩です。

 

別コーナーには桜と大阪城がありました。日本の様々な県をテーマにしたランタンが多く、台湾って本当に親日なんだなーと改めて思いました。

これもまた巨大なランタンです。かなりデカいので先ほどの龍のランタンと同じく山のよう目立っていました。

 

クジラのジャンプです。周りの風船が印象的です。

 

比較的小規模のランタンと行っても、人5人分くらいのサイズですが、特にその中で人が集まっていたものを紹介します。繊細な形が印象的で、さらに色使いも絶妙で見ていて飽きなかったです。

 

トトロもいました。ここも凄く人気があるブースでした。子供がトットロ、トットロと叫んでテンションが上がっているのが印象的でした。

 

ランタンが多すぎて私が写真を撮ったのは全体の5%程ですが、撮った一部を紹介させて頂きます。

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