【南港駅の概要】
南港駅は台北の青色の板橋線の駅です。隣駅は、終着駅の南港展覧館駅です。また、台湾鉄道や台湾版 新幹線の高鐵も直結しており、交通の便は非常に良い駅です。
そんな駅だから何か観光するところはたくさんあるのではないかと思いましたが、インターネットで調べてもなかなか観光する場所というものが出てきませんでした。自分も駅の周りを歩いてみたのですが、建物ばかりで、特に目立った観光地というような場所は見当たらなかったです。
ただショッピングという点では、非常に良い駅かもしれません。地下鉄、ローカル線、新幹線の各駅直結の大型なショッピングモールがあり、日本でもおなじみのドン・キホーテや蔦屋などがテナントとして入っていました。
また、建物の7階ぐらいから10階ぐらいまで全て飲食店で埋まっています。さらに、最上階は映画館となっており、台湾旅行中で時間をもてあそんでいる場合は、時間をつぶすのに最適な場所だと思います。
駅直結のモールという利点は、ショッピングで購入した荷物を抱えてホテルに帰るときや雨天の際など、非常に楽であることです。
【南港駅の観光地】
①南興公園
おすすめ度:
所要時間:5分
地下鉄の駅を上がると、そこは大きな公園があります。公園ということもあり子供連れや、カップルなどをたくさんの人がいます。写真の奥の方にも見えるように、遊具がありそこで子供が元気よく遊んでいました。
結構な大きさの公園ですが、ただ観光としてわざわざ訪れる場所かというと、あえて台湾に来てまで訪れるべきというような場所ではありません。
どちらかというと、ショッピングで南港に立ち寄った際に、せっかくなので、公園で一休みしようというような場合に、利用するような場所と思います。目立った観光地がなかったため、紹介しましたが、そのような理由から★の数はゼロとしています。
②CITY LINK
おすすめ度:★★
所要時間:2時間
駅直結のショッピングモールです。写真からわかるようにもドン・キホーテが店舗として入っています。日本でもおなじみのあの曲が流れています。
また、ドン・キホーテは、台湾で日本のものが恋しくなったときに立ち寄ればいいと思うような感じです。日本で売ってるようなものがたくさん売ってあります。ただし日本で買うよりも、割高です。2倍から3倍の値段はします。
中国からの観光客が日本に来て爆買いをするという話がありますが、単に為替が円安というだけではなく、現地で売ってる日本製品は、輸入の価格も含まれており、そういったこともあって現地で買うと日本製のものが高くなっているから、日本に来てたくさん買っているというような流れだと思っています。
日本人が旅行に来て、あえて台湾のドン・キホーテで日本の物を買うということは、必要ないと思います。ただし私のように長く台湾に住んだり、また長く旅行してると日本のお菓子、食べ物が恋しくなったりします。
そういった場合に、ドン・キホーテに立ち寄ると、気軽にそれらを買えるのでいいと思います。またドン・キホーテは台湾の方に非常に人気があり、店内は人であふれています。狭い店内の中、たくさんの人がいるので、人混みが苦手な人は立ち上がらない方がいいと思います。そういったレベルで人が多い です。
次に紹介するのが、日本でも有名な蔦屋です。台湾に蔦屋があることが、非常に驚きです。しかもこの蔦屋はただの蔦屋というよりも、とてつもなくおしゃれな蔦屋です。
日本の二子玉川の傍ある蔦屋と同じような感じのおしゃれな店舗だと思いました。なお、この蔦屋はCITY LINKの2階の東側のビルのワンフロアにあります。
蔦屋の周りに喫茶店があり、買った書籍をその場でお茶をしながら読んだりすることもできそうです。レンタルはやってなさそうです。どうやら書籍の販売のみになります。
台湾の書籍だけでなく、日本の書籍も売ってありました。日本の書籍は、販売価格を日本円に換算すると、書籍に記載の日本での定価の3から5倍の値段となっています。
そんな本わざわざ誰が買うのかと思うような感じですが、置いてあるということは台湾の方は買っているということなんでしょうね。
語学学校の先生が言ってましたが、現在台湾では新聞はほとんど売れていないと聞きました。インターネットでニュースが読めるため、紙で新聞はもうほとんど売られてないと言ってました。
書籍も同様のことがあると思いますが、ネットが普及している今は書籍は台湾でも売れないと思います。しかも日本のものをわざわざ台湾で買うと、先ほど記載のように3から5倍の値段がします。
それぐらいであれば、インターネットで日本の情報を手に入れた方が、無料で手に入るので、この蔦屋もも長くは経営できないかもしれません。なお、この蔦屋で非常に親切なのが、休憩スペースみたいな ところがあり、そこで書籍を自由に読むことができます。
このCITY LINK内は写真スポットとしても活躍しそうな感じがします。というのも、いたるところでモニュメントがあります。よくわからないモニュメントが多いのですが、その中でも恐竜が多いなと思いました。
この南港と恐竜の何が関係あるのかわかりませんが、かなりデフォルメされたメカの恐竜やかなり大きめのリアルな恐竜が建物内のいたるところで見かけます。そういった意味では恐竜好きの方や、子供連れの方はショッピングだけでなく、記念写真のスポットとして訪れるのもいいかもしれません。
さらにこの7階より上の階はおしゃれなレストランがたくさんあります。感覚的には日本食が7割くらいの気がします。韓国料理やタイ料理などもありますが、ほとんどのレストランは日本食扱ったレストランがあります。
そういえば、横浜家系ラーメンもありました。日本でも私はあまり食べないので、あえてここに行こうとは思いませんが、家系ラーメンの人気は知ってます。値段も見てみたのですが、ラーメン一杯も1,500円ぐらいするような価格でした。
価格に関しては、たくさんの飲食店のすべてに当てはまるかもしれませんが、破格の値段で、1人当たり1食に3000円~5,000円はすると考えた方がよい思います。価格は破格ですが、いろいろなレストランがあるので、食べたいものが食べれるという点ではお勧めです。
この価格だと現地の台湾の方は、接待でこれらの店舗を使ったりするのでしょうか。韓国の屋台を若干表現したおしゃれなレストランがあったので、写真を撮りました。
③流行音楽中心
おすすめ度:
所要時間:数分(立ち寄るだけなら)
台湾のライブイベント会場です。周杰倫(Chou Jay)の駅名表示を歩いて見かけたときにはテンションが上がりました。
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