古い景観と近代的な街並みが印象な蘆州に行ってみた【蘆洲の概要】
蘆洲駅は台北にあるオレンジ色の中和新蘆線の終着点です。写真を見ていただいてわかるように、駅から出てすぐは開けています。奥の方に、多くのタワマンが立っています。
雰囲気的には確かに駅の終着点という感じです。写真では写っていませんが、結構多くの人が、ベンチに座ったり、広場に集まったりで賑やかな場所ではありました。
この蘆洲駅は中和新蘆線の北側の終着地ではあり、一体何があるのかという路線図を見るたびにずっと気になっていました、今回インターネットで蘆洲駅の観光地を検索してみると、唯一出てきたのが、蘆洲李宅でした。
本日はそこに行ってみようと思います。その他の観光地があればまた適宜追加していこうと思います。
【蘆洲駅の観光地】
地図を見る限り三民高中駅からの方は、この蘆洲李宅には近いのですが、三民高中駅から行くと少しうねうねとした道を通って行かなくてはいけないというので、蘆洲駅からは単純にまっすぐ行けばいいと思って、終着点の蘆洲駅から歩いてきました。
また、中和新蘆線に乗るのだから、最終終着点の駅の付近はどのような感じなのか街並みを確かめるためにも、蘆洲駅から蘆洲李宅へ行こうと思いました。
どちらの駅を使っても、700mから500mぐらいの距離なので、大した違いはありません。
①蘆洲李宅
おすすめ度:★★★★★
所要時間:1時間
入場料:100元
オレンジ色の中和新蘆線の蘆洲駅から徒歩10分、中和新蘆線の三民高中駅から徒歩7分です。
入場料金を払い、この建物に入った瞬間に、下の写真のような広い空間が見られ、中央にある蘆洲李宅があり、その奥にある高層マンション、さらに右側には少し古ぼけた建物、なんておしゃれな場所だろうと思いました。
とても近代的な建物と、少し古い建物、さらに昔の建物という感じで時代が異なる建物群がが3つ並んでいます。時代の遷移が目の前に一気に現れるような感じで、とても印象的な場所だと思いました。
ここはまさに写真スポットと言える場所だと思いました。また、観光客も比較的少なく、ゆっくりと観光できるような場所ではないかと思います。
蘆洲李宅(Luzhou Li House)の説明については、HPからの引用になりますが、下記です。
福建省泉州県通安県出身の瀘州李家は、乾隆帝後期の瀘州への移民の時期に干拓地に定住しました。もともとは1857年に李家の台湾への第二祖先によって建てられた。 1895年頃江西省の有名な建築家である廖鳳山が台湾に来て設計と拡張を行いました。当時、地元の人々から中原の家と呼ばれました。
瀘州李邸は、清王朝(1895年)に建てられました。台湾の新北市瀘州区にあり、合計7つのホールと56の部屋があります。 家全体の大部分は元の外観を保っており、損傷はほとんどなく、非常に貴重であり、2018年に国定記念物にアップグレードされました。瀘州の李家は全体的にやや楕円形で、家の中央に木が植えられており、清朝の台湾の家の防御的な特徴を持っています。
蘆洲李宅古蹟-李友邦將軍紀念館 (luchoulee.org.tw)
下の写真はチケット売り場となります。このあたりは、車でここに観光に来る人やタクシーが停まっていたりなど、道は結構混んでいるように思いました。
歩いて行くにはさほど問題にはなりません。チケット売り場そのものは、混んではなく、窓口で100元を渡して、入館者チケットをもらいます。
下の写真は、正面から見た入口の門の写真になります。僕は、昔キョンシーを見たことがあるのです、その時見た中国の古い町並み、古い建物の記憶がまさにこの建物でした。これを見た瞬間、このような思い出もあり、テンションが上がった光景です。
門をくぐって、最初のドアを入ったところが、下の写真となります。ここは広場になっており、日よけなのか、天井には布が被さってありました。
住宅内は、自由に見学できる場所が多く、それぞれの部屋を観光できるように整えられていました。トイレ等もきちっと観光客向けに用意されており、観光はしやすいと思います。
また、小さな子供連れも比較的多く、台湾の文化を勉強させるために、親子で訪れているのではないかと思いました。
似たような細い路地を歩いて各部屋に行くのですが、建物の作りは長方形で、パンフレットに記載の地図ももらってるため、迷うこともなく、移動できます。この細い雰囲気がある路地の作りが面白く、何か歩くのが楽しかったです。
上で記載した通り、基本的には自由に部屋に入る事ができるのですが、ジムオフィス以外で、一か所だけ立ち入り禁止の場所があり、そこは確か葬式のときや、一族の重要な儀式の時のみ、使っていたというような英文の記事があったような記憶があります。
そのため、一般観光客は見ることや写真を撮ることができても、中には立ち入ることができなくなっています。その部屋には祭壇がり、写真は下になります。
歴代の李一族の写真が両側に飾ってあります。別の部屋には、日本統治時代の記載もありました。女性の頭首で、日本軍と抗ったという事です。
多くの部屋では当時の使っていた備品がそのまま置いてあります。なかなか見ることができない物が置いてあるので、それはそれで新鮮味がありました。
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